『メタボ奮戦記』尿酸値7.3の中年オヤジのメタボ脱出劇!

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肝臓と胆嚢

【肝臓の役割・機能(1)とメタボリックシンドローム】

メタボリックシンドロームの予防・改善の観点から、
私たちの内臓の働きについて知ることはとても重要です。

まず、私たちの内臓の中で一番精密で複雑な働きをしている
肝臓について、簡単にまとめました。


肝臓は、右側肋骨の内側で、横隔膜の下にあり、
一部は横隔膜と癒着しています。

重さは男性で約1,400g、女性で約1,200gで、
内臓の中でもっとも大きな臓器です。

肝臓は沈黙の臓器といわれています。

それは再生能力・代償能力に優れ、
ダメージを受けても残った正常細胞が余分に働き、
機能を維持するからです。

そのため異常があっても気付かず、
気付いたときには病気がかなり進んでいることがあります。


【肝臓の働き】

肝臓は大きく4つの働きをしています。

1. 代謝、2. 解毒、3. 胆汁の合成、4. 赤血球分解作用

1. 代謝

炭水化物、蛋白質、脂肪が三大栄養素ですが、
それらは、身体にとってなくてはならない物です。

これらは、小腸で吸収された後、門脈という血管を介して
肝臓に運ばれ、代謝、つまり体に利用できる形に変えられたり、
蓄積されます。

a. 糖質の蓄積と放出

私たちが体内にとり入れた炭水化物は、最終的に小腸で
ブドウ糖、果糖として吸収されます。

吸収されたブドウ糖、果糖は体内の細胞組織の活動のため
必要なものは血液で全身におくられますが、余分な分は
グリコーゲンとして肝臓に蓄えられます。

また、体内でブドウ糖が必要となった場合、蓄えていた
グリコーゲンをブドウ糖に戻して体内に放出します。

■糖質の蓄積
インシュリン + ブドウ糖(グルコース) → グリコーゲン
(膵臓)

■糖質の放出
グリコーゲン + グルカゴン → ブドウ糖
          (膵臓)

b. タンパク質の合成

私たちがとり入れたタンパク質は、最終的に小腸で
アミノ酸として吸収されます。

吸収されたアミノ酸は肝臓で体内に必要なタンパク質に
再合成されます。

アミノ酸 + タンパク質合成酵素 → タンパク質
                 (人間の身体に必要な)

●植物性タンパク質は分解され易い
    → 人間本来の姿になり易い

●動物性タンパク質は分解されにくい
    → 人間本来の姿になりにくい
     (DNAが摂取した動物に似てくる)

c. 脂肪

脂肪は、脂肪酸とグリセリンに分解されて、小腸で吸収され
肝臓でコレステロール、中性脂肪、リン脂質に置き換えられます。

体の脂肪組織(皮下脂肪など)に貯えられていた脂肪は
いったん肝臓に運ばれてから、かたちを変えてエネルギーとして
利用されます。